本とは、いわば他人の頭を借りるようなもの。読めば、独力では到底得られない多くの情報を短時間で効率的に得ることができます。これは半面、本で得た知識とは、自分の経験と理解の範囲を超えているということです。だからこそ、本から知識を得る際には気をつけなければいけないのです。自分の経験からくる知識ではないので、読んでいる瞬間には強い印象を受けたとしても、その内容が記憶から薄れるのも早いのです。
しかし、何度もしつこく読んでいれば、疑似体験を重ねることで理解が深まり、やがて自分なりの解釈ができるようになります。そして、自分の言葉で無理なく語れるようにもなります。最後にはどこから仕入れた情報か自分でも忘れてしまいます。
p. 226
読んで実行しないことだけが、本を活かせない原因ではない。本の内容と自分との間のギャップが大きすぎることも原因なのだ。
via 『藤田晋の仕事学 自己成長を促す77の新セオリー』
chample @ 山といえば川
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