2012年に投稿した『ほぼ日刊やまかわ』は『山といえば川』とまとめてFC2にアーカイブしてあります。
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chample @ 山といえば川
ネガティブ感情が「闘うか逃げるか」というように選択肢の幅を狭める働きをするのと逆に、ポジティブ感情は可能な選択肢を増やし、私たちをもっと思慮深く、創造的にし、新しい考えに対して心を拡げてくれる(拡張効果)。
p. 62
最近の研究により、この「拡張効果」は生物学的変化であることが確かめられた。幸福は化学的に競争優位性をもたらすのである。ポジティブ感情によって、脳がドーパミンやセロトニンといった化学物質で満たされると、それらは単に気分をよくするだけでなく、脳の学習機能をつかさどる部分の活性を高める。すると新しい情報が整理されやすくなり、記憶が長く保たれ、あとでそれを素早く取り出せるようになる。また神経細胞の連絡が密になり、そのために素早くクリエイティブに考えられるようになる。その結果、複雑な分析や問題解決がうまくでき、新たな方法を見出したり発明したりすることもよくできるようになる。
p. 63
UCLAの演劇科の実験で、ネガティブなことをイメージすると、たった1日で免疫力が低下することがわかった。
via ストレスは自分の頭で作り出しているだけ|「苦しい」が「楽しい」に変わる本
みんな勘違いしてるけど、面接官は別に“スゴイ話”が聞きたいんじゃないんだ。そんな話、そこらの学生に期待してないって。
ああ、なるほど”って腹に落ちる話なの。
p. 78-9 部分引用
上司に期待をしてはいけません。
会社にもいろいろな事情があります。上司に適していると言えなくても、たまたま、その部署には年齢で見合うのがその人しかいなかったから上の地位に就けただけかもしれません。上に立って指導する立場にあるからといって、必ずしも人格者であるとは限りません。会社にとって人材は有限の資産です。限りある中で、配置しているのです。ですから、上司への過度の期待や信頼は簡単に失望に変わってしまいます。
p. 28
ブランド力があって、給料が高く、福利厚生が良ければ納得して働けると思うかもしれませんが、ライフスタイルが多様化している現代で企業選びのポイントは、むしろ価値観やスタイルの一致です。企業の知名度よりも自分に合った企業探しをすることが大切なのです。
p. 8
精神分析者フロイト
「人生で大事なことは、愛することと働くことだ」
p. 2
今は嫌な仕事と思えても、それが後から自分のやりたい仕事に結びつくこともあります。また、そういった仕事を片づけた時は、それはそれで爽快感があります。すべての仕事に前向きな姿勢で取り組むことが大切です。
前向きに取り組んでいれば、それを上司は評価してくれます。
p. 26
“人間の脳は、普通の気分のときでもネガティブな気分のときでもなく、ポジティブな気分のときに最も働くようにできている、ということが証明されている”
p. 23
成長のための手っ取り早い方法や仕事術などは、残念ながらありません。まずは自分が「できない・わからない事実」を把握するしかないのです。
そして、ダメな自分を把握した上で、「自分なりに」何かを発見したという事実、心が動いたという事実を客観的に積み上げることが成長の原動力です。
成長のためには、自分の頭で考え、行動し、身につけることです。ただ人から聞いたというだけでなく、「自分を通過している」ということが何より重要なのです。
「事実」を客観的に残すこと、積み上げていくことが成長を促すことにつながります。ライフログとは、成長の元となる事実を積み上げていくことだといえるでしょう。
p. 22
大手企業に就職することが優秀だという固定的な思い込みや不十分な研究から、同じような企業ばかりをみんなが選んで、せっせとエントリーシートを送るものの通らない。やっとの思いで書類審査を通っても、そこからさらに高倍率の選考をくぐり抜けなければならない。多くの若者が個人の能力や意欲以前に、宝くじに当たることを前提としたような就職活動をしています。
p. 5-6
明日以降のことが確実にわかってしまったら、人間は働かなくなってしまうだろう。事実、人間は論理的に確実に予測できてしまうことや、先が見えてしまう事柄にはあまり興味を示さない。
p. 18
私たちの人生設計だって、不確かさを怖がらずにもう少し賭け的要素を加味したら、もっと面白いものになるに違いない。
p. 19
怒られた時は、「これで、また一つタフになれる」といったように、前向きな方向にぜひ考えてほしいのです。怒られても動じないでいる。これは、仕事をするうえでの、一つの大切な能力です。
p. 12