ネガティブ感情が「闘うか逃げるか」というように選択肢の幅を狭める働きをするのと逆に、ポジティブ感情は可能な選択肢を増やし、私たちをもっと思慮深く、創造的にし、新しい考えに対して心を拡げてくれる(拡張効果)。
p. 62
最近の研究により、この「拡張効果」は生物学的変化であることが確かめられた。幸福は化学的に競争優位性をもたらすのである。ポジティブ感情によって、脳がドーパミンやセロトニンといった化学物質で満たされると、それらは単に気分をよくするだけでなく、脳の学習機能をつかさどる部分の活性を高める。すると新しい情報が整理されやすくなり、記憶が長く保たれ、あとでそれを素早く取り出せるようになる。また神経細胞の連絡が密になり、そのために素早くクリエイティブに考えられるようになる。その結果、複雑な分析や問題解決がうまくでき、新たな方法を見出したり発明したりすることもよくできるようになる。
p. 63
via 『幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』
そして、ネガティブ感情は、視野狭窄を引き起こすだけでなく、自己ストレスにもつながる。
UCLAの演劇科の実験で、ネガティブなことをイメージすると、たった1日で免疫力が低下することがわかった。
via ストレスは自分の頭で作り出しているだけ|「苦しい」が「楽しい」に変わる本
chample @ 山といえば川
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